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「介護福祉経営士2級」資格認定試験 出題例
「介護福祉経営士2級」資格認定試験の試験問題の一部を抜粋して掲載します。
※解答と解説は株式会社日本医療企画が作成しました。
※試験問題、解答、解説の無断転載・転用を禁じます。
解答・解説
介護福祉経営学 基礎Ⅱ 医療を知る
医療関係法規について、以下の選択肢のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 選択肢
-
①医療保険制度は、国民健康保険法で規定されているように職場に勤める人を対象とするものと、健康保険法で規定されているように自営業者等の勤務先をもたない人を対象とするものに大別される。
②病院等で医療を受けた場合、医療費の自己負担割合は原則として、75歳以上は2割と定められている。
③診療報酬は、診療行為ごとに配点された点数について1カ月を単位に集計し、厚生労働省により医療機関に対し支払われる。
④医療計画に定める事項として、医師、看護師等の医療従事者の確保に関する事項がある。
⑤診療所は、患者を入院させるための施設を有してはならない。
解答と解説
- 解答
- ④
- 解説
-
×① 医療保険制度は、健康保険法で規定されているように職場に勤める人を対象とするものと、国民健康保険法で規定されているように自営業者等の勤務先をもたない人を対象とするものに大別される。
×② 75歳以上は1割負担、70~74歳が2割負担である。
×③ 診療報酬は、診療行為ごとに配点された点数について1カ月を単位に集計し、保険者から医療機関に対し支払われる。
○④ 医療計画に定める事項として、医師、看護師、その他の医療従事者の確保に関する事項がある。
×⑤ 診療所とは、「医師又は歯科医師が、公衆又は特定多数人のため医業又は歯科医業を行う場所であって、患者を入院させるための施設を有しないもの又は19人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいう」(医療法第1条の5第2項)。20人以上の入院設備を備える施設は病院である。 - 参照テキスト『介護福祉経営士テキスト 基礎編Ⅱ 1巻』p.34~54
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